• 日向ぼっこをしているアザラシ達。
  • テラス席からキャピトラのカラフルな家々が眺められます。
  • こんなカラフルなピンクの家が。
  • 可愛い!と思わず激写したわんこ。

カリフォルニアコースト2泊3日のドライブ旅行 ③

17+

大自然を感じる Big Sur への海岸線ドライブ

さて前回に続き、モントレーへのドライブ旅行のお話。

 

丘の上に建つ巨大なお城見学を終えて2日目の最終目的地である Monterey(モントレー)へ。

 

この海岸沿いに続くカリフォルニア州道1号線はCarmel(カーメル)San Simeon(サンシメオン)間の

約114キロの切り立った断崖を通るルートで通称 Big Sur(ビッグサー)呼ばれています。

 

Big  Sur(ビッグサー)の由来は?

何故この名前が付いたかというとモントレーの南の山脈をスぺイン語で “el pais grande del sur”と呼んで

いたそう。

 

それを英訳すると“the big country of the south”

 

そこから英語を話す入植者達が” Big Sur”と呼ぶようになったとか。

 

この道路、くねくねと曲がっていて上ったり下りたりと車酔いしそうな道路なのですがほぼ手が加えられて

いないダイナミックな自然溢れる景色が楽しめる、そして太平洋の大海原が見渡せる道路なのです。

 

なので所々に絶景ポイントがあって写真撮影には持って来いのルート!

 

この1号線通称 “Cabrillo Hwy”(カブリーロ・ハイウェイ)道路は切り立った断崖絶壁に作られていて完成

したのが1937年で地滑りする事何と55回 

 

昨年(2017年)の5月に大きな地滑りがあってしばらく通行止めに。

今年の7月18日から一部工事中ですが開通。

 

左は海、右はのどかな牧場が広がるアメリカってやっぱり広いよなあと思わせる海岸線をひたすら北上。

 

のどかな牧場が広がる1号線。

 

 

下の写真が昨年の地滑りを修復して一年ぶりに開通した場所。

 

まだ一部片側通行の部分がありましたがほぼ復旧していました。

 

昨年まで通行止めだった道路。一部まだ修復中。

 

地崩れの亀裂?の様な物が。ネットが被せてありましたがまた崩れそうな・・・⁉

 

こんな絶景が見下ろせます!

 

ここが撮影スポットとして有名な”Bixby Creek Bridge”ビックスビー・クリーク橋。CM等に使われたりしていて誰もが知っている場所。

 

 

ちょうど夕日が沈む時間だったからか凄い人でした。

 

この場所から見た沈む夕日。

 

またまた自然のサプライズにびっくり!

この海岸線を北上して行く途中で初日に見た野生のラッコに続く野生の動物達を見る事が!

 

まず立ち寄ったのが何十頭もの野生のアザラシが見れるという  “Elephant Seal Vista Point”

(エレファント・スィ―ル・ビスタ・ポイント)という海岸。

 

駐車場から海岸を覘き込むと何とそこに丸々と太った数十頭のアザラシが寝っ転がっているでは

ありませんか

 

日向ぼっこをしているアザラシ達。

この光景にはびっくりというか爆笑!

 

ゴロンゴロンとまん丸と太った身体を揺らして時に隣で寝ているアザラシに乗っかったりして(笑)

 

中にはまだ生まれたばかりの赤ちゃんもいました。

 

こちらが日光浴中のアザラシ。↓ ↓ ↓

 

そして次に見たのは野生の七面鳥!

 

これはたまたま偶然の出来事で道路の向こう側に何やらちょこちょこ動く黒い物体が!

 

旦那さんが「あれは野生の七面鳥だよ!」って叫んで思わず車を路肩に停車。

 

これが車から見た野生の七面鳥!

 

 

道路を行き交う車も引かない様に見守ってそして七面鳥も引かれない様にうまく道路を渡って巣?がある

草むらの方向に足早に歩いて消えて行きました。

 

この光景には思わず爆笑。

 

その時の様子はこちらからどうぞ。 ↓ ↓ ↓

 

ヨーロピアンな雰囲気が漂う小さな海岸 ” Capitola”へ 

さてモントレーでの最後の夜を過ごした後、3日目の朝に前から気になって行ってみたかったヨーロピアン

な雰囲気が漂う ” Capitola”(キャピトラ)という小さな町に向かう事に。

 

2日目の晩にお世話になったモントレーにあるColton Innというモーテル。中心地から近くてコンパクトなホテルでした。

 

モントレーにあるホテルを出てまた海岸沿いの1号線を北上する事65キロ、約1時間弱のドライブ。

 

運転する道すがら一面グリーンの畑を発見!

 

えっ何?これ?っとよ~く見たら何とアーティチョークの畑だったんです!

 

延々と続くアーティチョークの畑!

 

右も左も広大なグリーンのアーティチョーク畑が延々と広がっています。

 

そうこのモントレー周辺の一体は様々な野菜や果物が生産されている農場が広がる地域で私達が車で

通過したCastroville(カストロビル)というエリアが特にアーティチョークの生産地として有名なのです。

 

余り日本ではお目にかかれませんがアーティーチョークは生産される実に75%がカリフォルニア州で生産

されているという事もあり、どこのスーパーでも大体一年中売られています。

 

調べた所、シーズンは一年通して収穫されますが一番のピークは3月~5月らしいです。

 

私の背丈以上の高さがあり、一つの茎にこうして幾つもの蕾状のアーティチョークが!

 

でもスーパーでカットされた形でした見た事が無かったのでこんな背が高くこうして蕾の様に生えている

とは全く知らず。

 

アーティチョークの畑の傍にあった直売所で採れたてたての新鮮なアーティチョークを購入。

 

 

新しい発見でした 

 

ちょっと脱線しますが

 

お勧めのアーティーチョークの食べ方

 

①良く洗った後に半分に切り、圧力鍋か若しくは普通のお鍋で蒸します。

よく洗ってそのまま蒸します。

 

②一枚一枚外側から剥いた熱々の葉の付け根の柔らかい部分を塩少々振ったオリーブオイルに浸して食べます。

 

これが最高に美味しい食べ方だと私は思っています!

 

旦那さんは溶かしバターが良いと言っていますが私は断然シンプルにオリーブオイルと塩!

 

そして剥いて剥いて最後に残った中心部分、アーティーチョークの一番美味しいハートの下のほんの少しの部分

を切りながらこちらもオリーブオイルに漬けてどうぞ!

 

これが外側の葉を剥いて残ったアーティチョークのハート。食べられる部分が下のほんの一部分(青く囲んだ部分)ですがとにかく何とも言えない感触と濃厚な味がします。

是非お試しを!

 

話を本題に戻して・・・。

1時間弱のドライブの後、小さな海岸の町、“Capitola”(キャピトラ)に到着。

 

ここは海岸に面して色とりどりの小さな家が並んで建っていてイタリアの海岸沿いのリゾートとまでは

行きませんが何となくヨーロッパの雰囲気が感じられる場所。

 

キャピトラは元々は木材や農作物を船で運び出す波止場として栄えていたのが1869年にゴールドラッシュ

の中アメリカに渡って来たドイツ人のFrederick A Hihn(フレデリック・ヒン)という人がこの一帯を買い

取り、リゾート地として開発したという歴史的背景があります。

 

またこの海岸を当時有名だった小説 “The Hidden Hand” の中に出て来るリゾート地の名前から付けられた

と言われています。

 

桟橋から見たキャピトラの海岸。

 

カラフルなピンクの家!

 

何となくイタリアの海岸沿いのリゾートを思わせる雰囲気。

 

キャピトラは小さな町で海岸近くにレストランやブティック等が集中してるので食事にお買い物に

と車でいちいち移動させなくても徒歩圏内!(近くに市営駐車場があります。)

 

また桟橋もあってのんびり海を見ながら散策も出来ます。

 

こちらが”Capitola Wharf”(キャピトラ波止場というか桟橋)

 

しばらく散策した後、私達は海岸に建ち並ぶカラフルな家々が眺められるカジュアルシーフードレストラン

” The Sand Bar” でブランチを。

 

海岸沿いにあるカジュアルシーフードレストラン。

 

“The Sand Bar” についてはこちらからどうぞ ↓ ↓ ↓

http://www.thesandbarcapitola.com/

 

テラス席からキャピトラのカラフルな家々が眺められます。

 

私はグアバジュースとスパークリングを割った Guava Mimosa(グアバミモザ)スモークサーモンの

エッグズベネディクトをオーダー。

 

アメリカ人、ブランチって言うとミモザ(通常はオレンジジュースとスパークリングで割った)

を良く飲んでいます。

 

グアバミモザとスモークサーモンのエッグベネディクト。

 

ミモザは甘すぎずちょうど良い甘さでエッグベネディクトはオランデーズソースがしつこく無くて

私好みの味でした。

 

旦那さんはアサリのワイン蒸しをオーダー。

 

アサリのワイン蒸し。

 

ついミモザが進んでしまう美味しいワイン蒸しでした。(旦那さんのを横からちょこちょこ摘み食い(笑))

 

こうして3日間のモントレーへのドライブの旅はこれでおしまい。

 

食べて飲んで自然の動物や景色に触れた3日間でした。

 

最後にキャピトラのアーケード街で見かけた可愛いわんこの写真で締めたいと思います

 

可愛い!と思わず激写したわんこ。

 

 

今日も覗いて頂き、ありがとうございました!

 

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