リンゴの町、その名は”Julian(ジュリアン)”」

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小さな町 “Julian” (ジュリアン)

新年早々数年ぶりに寝込むほどの酷い風邪を引いてしまい、しばらくブログの更新が途絶えてしまいました。

 

やっと回復し、これからまた定期的に投稿して行きますので引き続き、読んで頂けると嬉しいです

 

さて今回は余り知られていない小さな可愛い町、”Julian” (ジュリアン)についてご紹介したいと思います。

 

山あいの可愛らしい町。ジュリアン。

 

その「ジュリアン」はどこにあるかというと・・・

 

 

上の赤い印の場所になります。

 

このの小さなジュリアンという山あいの町はサンディエゴから車で約80キロ、約一時間強東北方面走った

先にあります。

 

なのでサンディエゴに寄った際に車で立ち寄れる場所なんです。

 

ジュリアンは松の木の林に囲まれた非常に自然溢れる場所にある海抜1200メートル強の標高が比較的高い

場所にあります。

 

歩いて半日で町を散策できてしまう位の小さな町。

 

なので温暖なサンディエゴからたった一時間車を走らせただけで夏は涼しく避暑地として知られています。

 

1月~3月の冬には気温が-10℃、雪が20センチ程積もる程。

 

ジュリアンの歴史

この可愛らしい小さな町ジュリアンは実はその昔はゴールドラッシュで賑わって有名になった場所です。

 

1869年、アメリカの南北戦争後に A.E.Fred Coleman(フレッド・コールドマン)という人が後に

コールドマン・クリークと名付けられる小川を発見します。

 

その後に南軍の兵士だったDrue Bailey(ドリュー・ベイリー)が戦争後にジョージアを後にして金が採れる

と耳にしてこの場所にやって来ました。

 

そして彼はお金を投じて町作りを始め、彼の従兄弟である Mike Julian(マイク・ジュリアン)が後に

ジュリアンと名付けたのです。

 

金が採れると話を聞きつけて人々がどんどん押し寄せ、1872年の夏までにこの場所に50軒の家、3軒のホテル、

4軒のお店、2軒のレストラン、1つの学校が建てられる程に拡大して行きました。

 

この時代に建てられたお店の一部はまだ営業を続けていて建物も当時のまま残っています。

 

町が開かれた当時に建てられた食料品店。今も健在。

 

また1879年にはジュリアンやその周辺で金鉱が掘り進められ、数百の金鉱が当時存在し、合わせて

400万~500万ドル、日本円にして4億~5億の金が算出されたと言われています。

 

ゴールドラッシュはやがて時代と共にすたれて行きますがサンディエゴに隣接し標高が高く、肥沃な土壌に

恵まれていたこのジュリアンは生き残りました。

 

というのも1870年代に James Madison(ジェイムズ・マディソン)が初めてこの場所にリンゴの木を

植樹したのです。

 

昔懐かしい日本で言う昭和の赴きが残るお店。

 

寒暖の差が激しく肥沃な土壌に恵まれていたジュリアンはリンゴを作るには最適の場所だったのです。

 

そしてこのジュリアンのリンゴが幾つかの品評会1893年のシカゴで開催されたワールドフェアや

1915年に開催されたサンフランシスコのワールドフェアと言った品評会で表彰される程に。

 

そして1949年初めての Julian Apple Days Festivalというリンゴ祭り が開催されてから毎年10月に開かれ

るようになり、今ではこの町のシンボルとなっています。

 

味を競い合う数々のアップルパイのお店

ジュリアンのシンボル、リンゴ。

こんな看板があちこちに。

 

 

なのでジュリアン=アップルパイと言われる程有名で小さい町ながら多くのアップルパイを提供する

お店が小さな通りのあちこちにあります。

 

10月のリンゴ祭りの時期には実に10,000個のアップルパイが焼かれるという! 凄い数

 

その中でもお昼には行列が出来る名店を2つ、ご紹介しましょう。

 

①Mom’s Pie House

ここはアップルパイだけでなくサンドイッチ等の軽食も店内でゆっくり食べられるお店です。

 

お店の入り口。

 

ショーケースにはシンプルなアップルパイからクランブルというサクサクとした小麦粉、砂糖とバター

を混ぜてそぼろ状にした物がまぶしてあるアップルパイ等色々種類があります。

 

色々種類があって選ぶのに迷う程。

 

軽く温めてサイドにホイップクリームかバニラアイスを付けるのが定番の食べ方。

 

迷いに迷って今回はクランブルアップルパイとホイップクリームをオーダー。

 

甘さがちょうど良く上に載ったクランブルがサクッサク!

 

一切れが大きいので食べ歩きをしたい方は2人で一つシェアする事をお勧めします 

 

◆住所:2119 Main Street

◆営業時間:日曜~金曜 8:00~17:00

土曜 8:00~17:00

 

お店の詳細情報はこちらからどうぞ ↓ ↓ ↓

https://www.momspiesjulian.com/

 

②Julian Pie Company

こちらも有名なお店の一つ。上記のMom’s Pie Houseに行ってウィンドウショッピングをしながらお昼過ぎ

に行ったら凄い行列に!

 

一番有名なお店。

 

こちらはパイ若しくはマフィン等のデザートのみを提供するお店で飲食スペースが狭いのでテイクアウト

して行くお客さんが大半。

 

こちらもアップルパイの他にベリー系のパイ等種類が豊富です。

 

シードルドーナツやクッキーも購入できます。

トッピング等サイドオーダーも可能。

 

◆住所:2225Main Street

◆営業時間:9:00~17:00

※サンクスギビングデーとクリスマスはお店はお休みです。

 

お店の詳細情報はこちらからどうぞ ↓ ↓ ↓

https://www.julianpie.com/

 

どちらも食べ比べて甲乙つけがたいのですが甘く無く、昔ながらのアップルパイって感じで私は

Mom’s Pie House の味が自分の口に合うかなと。

 

ジュリアンに行かれる機会があれば朝食抜きでアップルパイの食べ歩きを是非!

 

食べ比べてお気に入りの一軒を見つけて見て下さいね。

 

その際には是非お昼前に行くのがポイントです。

 

お昼過ぎるとこんな風に並ぶ事になるので・・・。

 

お昼過ぎに行ったら行列が!40分程並ぶ事に。(Julian Pie Company 前)

 

金鉱跡地でゴールドラッシュ時代に触れるツアー 

さてジュリアンがゴールドラッシュで沸いた時代に開かれた町だと冒頭にも書きましたが未だにその時代に

掘られた鉱山の跡地が残っていています。

 

その中の一つ、Eagle Mine Co.(イーグル・マイン・カンパニー)が運営している鉱山跡地のツアーに参加

して来ました。

 

Eagle Mine Co. が運営する鉱山ツアー入口。

 

当時使用していた鉱石を削る機械や金を選別する機械等そのまま置いてあってそれぞれどの様にして迷路の

様なトンネルを掘り進めながら金を採掘して行ったかをガイドさんが詳しく説明してくれます。

 

こちらがEagle Mine の事務所。

 

実際に当時使っていた道具がそのままの形で設置してあります。

 

最初に良く映画等で出て来るお皿を使ってどうやって金を見つけるか実践させて貰えます。

 

面白可笑しくジョークを交えて説明してくれたガイドさん。

 

見えにくいですがすくってお皿を揺らして行くと小さくキラキラ光る金のかけらが!(青い〇の中)

 

そして早速迷路の様なトンネルに入って行きます。

 

トンネルの入り口。

 

入ってみるとトンネルはかなり天井が低くて私の旦那さんは身長が180センチ以上あるのですが頭を

ぶつけそうになる位でした

 

背の高い人がこんな狭い空間で採石作業するのはさぞや大変だっただろうと思います。

 

どこまでも続く細くて暗いトンネル。

 

良くこんなトンネルを掘り続けたなって言う位くねくね曲がりくねって深さ120メートルまで掘り進め

られたそうです。

 

蟻の巣の様に幾つものトンネルが掘られた鉱山内部の地図。

 

1967年にこの土地を購入した夫婦が一般公開した当時の新聞記事が。

 

今でも懐中電灯で照らすとトンネルのあちこちで金らしきキラキラ光るものが見えます。

 

この鉱山はEagle Mine社とHigh Point Mine社の2社が一つの山を左右別方向からそれぞれ金を掘っていました

がやがて途中でトンネルが通じてそこから協業して金の採掘をしたそうです。

 

というのはHigh Point Mine 社側のトンネルの方が金の量が多かったものの金を仕分ける大型の砕石用機械が

無かった為、片側を掘っていた採石用機械を持っていたEagle Mine 社に協力を求めたとの事。

 

その大きな砕石機械がこちら。

 

こちらが大きな砕石用機械。

 

この大型機械を使って鉱山から掘り出された石の塊を砕いて細かくし、さらに振動させて金だけを取り除いて

行くという作業を繰り返していました。

 

最盛期にはこの砕石用機械の物凄い音が毎日毎日町中響いていたそうです。

 

この金鉱は1870年から1934年の64年間もの間掘られ、当時のお金で10万ドル(現在の数億円)分の

金が掘り出されたそうです。

 

凄い金額!

 

なので人が一獲千金を夢見てわんさか押し寄せたんでしょうね。

 

Eagle Mining Co. Tour

◆住所 : 2320 C St. Julian, CA 92036 

◆営業時間 :  月曜~金曜  10:00 – 16:00, 土曜、日曜 10:00- 17:00

◆金額 : 大人 $ 10, 5歳~13歳 $ 5, 4歳以下  $1 

 

 

金鉱跡地のツアーの詳細はこちらから ↓ ↓ ↓

http://www.theeaglemining.com/

 

ジュリアンの小さなお宿 “Orchard Hill Country Inn” 

今回ジュリアンで “Orchard Hill Country Inn”(オーチャード・ヒル。カントリー・イン)という小さなホテル

に宿泊しました。

 

こちらがホテル。

 

これが実にこじんまりしていてサービスが心地よくまた絶対泊まりたいと思わせてくれたホテルでした。

 

小さなバーもあってアットホームな雰囲気。

 

部屋もたった22部屋しかなく、作りは少々古いですがシティホテルには無い、温かいアットホームな雰囲気

で宿泊客も60代以上の方々ばかり。

 

フロントから見たラウンジ。

 

部屋が可愛らしく落ち着いた雰囲気で田舎のペンションの様な感じでした。

 

作りは古いですがこじんまりとした田舎の別荘の様なお部屋。

 

こちらは隣の白を基調にしたお部屋。一つ一つが違った趣に。

 

アットホームな雰囲気もさることながら一番気に入ったのは食事。

 

金曜日に宿泊するとディナーも頂けるという事で私達は金曜日の夜から一泊しました。

 

この夕食のコースの食事と翌日の朝食がとにかく美味しかったのです!

 

こちらが夕食のコースメニュー。チェックイン時にメインを選びます。

 

余り期待していなかった分、感動が二倍に。

 

全てがこじんまりとしていてゆったりと食事も楽しめます。スタッフの方のサービスもフレンドリー。

 

朝食は全て手作りでリンゴを使ったホームメイドのシュトルーデルが絶品!

 

ふわっふわのスクランブルエッグとシュトルーデル。

 

ホテルの詳細情報はこちらから ↓ ↓ ↓

https://www.orchardhill.com/

 

さて今回はサンディエゴからちょっと足を延ばして気軽に立ち寄れる小さな町、ジュリアンについて書きました。

 

一日あれば充分楽しめる場所です。

 

是非サンディエゴに行かれる際に寄り道して古き良き時代のカリフォルニアを感じて美味しいアップルパイ

を食べてみては如何ですか。

 

今日も覗いて頂き、ありがとうございました!

 

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