• 6 feet(約2m) 前後間隔を空けて!と一切エコバッグの持ち込みも禁止に!

コロナウィルスに翻弄された3か月間の出来事  ~Part 1~

23+

 

皆さんお元気ですか。

 

このブログを更新するのは半年以上ぶりの事。

 

というのも2020年始まってすぐにこのコロナウィルスの蔓延により世界中が生きるか死ぬかの状況の中、とてもアメリカの楽しい旅や

グルメの話題を載せる気分になれず。

 

誰もが半年前新年を迎えた時にまさか世界中が未曽有のウィルス騒ぎに巻き込まれるとは想像だにしていなかったと思います。

 

技術革新が目覚ましい現代でもこのウィルスを壊滅する対応策がすぐに取れない、また人類は自然の脅威に簡単には太刀打ちできないという

事を改めて感じました。

 

今となっては何がどうしたら収束と言えるのかわからなくなっていますが・・・。

 

完全に収束とはなっていない中でも少しずつ通常の生活が戻りつつあるこちらロサンゼルスのこの数か月翻弄された日々を回顧録として私が

見たそして感じた事をお伝えしたいと思います。

 

いつからコロナ騒ぎになったのか?

January, February

・アメリカはコロナが騒ぎ始めた1月、2月はちょうど毎年流行するインフルエンザのピーク時でもありました。

 

・ニュースでも1月、2月はコロナのニュースよりも今年のインフルエンザは何人感染した、何人死亡したといったニュースが毎日報道されて

いたレベル。

 

・2月末に私の転職の最終面接に向かう為飛行機でシカゴに飛んだのですがマスクをしている人は空港内も機内も見たのは2~3名。

なのでマスクは持っていましたがマスク装着=コロナ発症者と誤解されそうで付けれず。

 

・コロナウィルスの話題がこの頃には少しずつ増えてきてせいかマスクはしないけれど除菌シートで機内のあちこちでテーブルやシートベルト

を念入りに拭いている人達が。

 

March

・3/12辺りからスーパーの冷凍食品、缶詰、パスタそして日本と同様トイレットペーパー、キッチンペーパーが突然買い占めが起こり、

どこも棚がすっからかん。

 

買い占めって心配性な日本人の習慣だと思っていたらパニックになるのは世界共通なんだと痛感。この時の買い物客は殺気立っていて異様な

雰囲気でした。

 

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上記の写真は良く行くTrader Joe’s と Ralph’sの店内。これは3月中旬に始まった買い占めが一番酷かった時の様子。

特にペーパー類、冷凍食品、缶詰、パスタの棚はどこもすっからかん。こんな状態になったのを見たことが無くてただ唖然。

 

・3/15にほぼ全州のレストランやバーへの3月末まで(当時)クローズ宣言が発令。

 

・3/19にとうとう “Stay Home Order” がカリフォルニア州知事から発令。生活必需品に関連する病院、薬局、スーパー以外は事務所での業務が

 4/19まで禁止に。

 

・また不要な外出は禁止。但し散歩はOK。(この頃はビーチやトレイルへの入場は可能)

 

・3/29にロサンゼルス郡からビーチやトレイルに人が集まる、感染を危惧して入場を突然禁止に。

 

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6 feet (約2m) 前後間隔を空けて!とエコバッグの持ち込みNG! というサイン。

 

 

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上記の写真はTrader Joe’s, Ralph’s, Mitsuwa Market (日系スーパー)が入場制限をしている為にお客様が並んで待っている様子。

3月末時点ではマスク着用は必須ではありませんでした 

 

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Trader Joe’s でお客様の安全に為に入口でスタッフがカートを消毒している様子。

ここまでのサービスをしている所はTrader Joe’sだけ。Ralph’s は除菌シートすら置いていないという。

さすがはトレジョ。サービスが行き届いています 

 

◎April

・4/12にロサンゼルス郡から “Stay Home Order” を当初の4/19から7/31まで延期に。

 

◎May, June

・5/25にミネアポリスの食料品店で偽札20ドルで買い物をした黒人のジョージ・フロイドさんを店のオーナーがそれに気が付いて警察

に通報。

 

・逮捕しようとした白人警官が彼を道路上で首を膝で約9分間押さえつけて殺害という事件が全米中に報道。一気にこのコロナ騒ぎで家に

居続けて溜まりに溜まっていた人々のストレスと差別への怒りが合わさって一気に爆発。

 

全米75都市以上で抗議のデモが展開されて現在も継続中。

 

・そこへ極左派の団体” Anti-facist” 略してANTIFA“Black Live Matter” 略してBLMの黒人差別撤廃を訴える団体がフロイドさん事件の

抗議と称してわざと混乱させる為に店やレストランを襲撃。

 

 今回の破壊や略奪は特に白人層が行くビバリーヒルズ、ロデオドライブ、サンタモニカのショッピングモール街を襲撃。

 

 サンタモニカにある日本食レストランも燃やされています。

 

 日本でフロイドさんの事件に怒り狂った黒人が破壊と略奪に走ったと一部で報道されていた様ですが全くこの抗議デモと関係ありません!

 

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Santa Monica の街中に軍の武装隊が到着した時の模様。(左)そして右側は別市内のデパートを破壊して略奪している画像。

こんな武装した人がサンタモニカの街中に現れるとは想像だにしていませんでした。

 

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上記は近所のスーパーやお店の様子。この暴動が起こった事で破壊されないように板張りをしている様子。

 

・さあこれから開店と準備していた家族経営のお店等この抗議デモと全く関係の無い卑劣な破壊と略奪で一時期さらにビジネス再開が後退

するのでは危惧されていましたが6月に入ってからロサンゼルス郡内も少しづつレストランも開店。

 

お店も再開し始めて町も活気が戻ってきました。

 

 

とざっくりと3月から現在に至るまでの経緯を綴ってみました。

 

気が付くともう6月。2020年もコロナコロナで大騒ぎしている間に半分が過ぎてしまった感じですよね。

 

思い返してみるとテレビやネットのニュースで煽られるように不安が不安を呼びさらに何が正解か溢れる情報に翻弄された3

か月だったなあと 

 

この3か月で変わった事 

 

さてこのコロナ騒ぎに明け暮れたロサンゼルスにもようやくスーパーにトイレットペーパーや缶詰等が棚を埋め始め、普段通りの落ち

着いた雰囲気が戻りつつあります。

 

でもこのたった3か月の間に変わったなあと感じる事が幾つかあります。

 

1.何といってもレイオフ!!!   

れは私事ですが・・・。

 

2月末に日系の大手企業に転職が決まり、さあやっと腰据えて仕事できるぞーと気合入れていたらなんとたった2カ月でレイオフに 

 

現在全米で4,300万人とも言われている失業者の一人となってしまいました。これが一番今でも堪えている事ですね・・・。

 

コロナは人々の生活基盤まで変えてしまったという悲しい現状。

 

その影響か、元々ホームレスが多いロサンゼルスも至る所にテント村が出現。治安悪化が不安視されています。

 

ゴルフ場のフェンス越しに30以上のホームレステントが。コロナ前はテントはありませんでした。

 

 

2.道路が空いている!

少しづつ普通の生活に戻ってきているので徐々に渋滞が起こり始めていますが。

 

Stay Home Orderが出てから毎日が休日の様にとにかく車が走っていないことに驚き。

 

普段終日大渋滞のフリーウェイも空き空き!

 

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左が普段のフリーウェイ。右がStay Home Orderが出た後の平日の同じフリーウェイの様子。

 

近所の道路も祝日の日の様に車がほとんど走っていません。

 

3.鳥のさえずり 

私もずっと感じていたのですが鳥のさえずりが良く聞こえるようになったよねという言葉を良く耳にする様に。

 

走る車の量が激減して空気が綺麗になった事で鳥が戻って来ているのかなあと勝手な想像。

 

4.マスクの着用 

アメリカでまずマスクをしている人は皆無でした。売ってるのも見たことがありません。

 

日本では普段からマスクを着用するのは普通の事ですが。

 

ここアメリカではマスク=私は病人です!とアピールしているのと同じとネガティブに考えている人がほとんど。

 

うちの旦那さんも最後までマスクを付けることに抵抗していた人でしたから(笑)

 

しかし今回のコロナ感染で今では政府が公共の場所、人が集まる場所ではマスク装着を義務付けたので渋々今では誰もが着用するように。

 

これをきっかけにマスク装着が日本の様に通常化するかも?

 

とあるニュースで見たマスクしながらでも食事ができるというマスク。うーんそこまでしなくても?

 

4.皆ウィルスに過敏に 

コロナ騒ぎになってからスーパーで買い物して人とすれ違うあるいは散歩中に人とすれ違う際に皆避ける様に足早に距離を取って

行く人達が

 

笑ったのはWholefoodsに買い物に行った時の事。

 

30代の若いカップルがカートもバスケットも持つのが嫌なのか両手一杯にパンや缶詰類を持っていて歩く度に何かが落ちて拾って

いる姿が。

 

床に落ちたのを拾う方がもっと衛生的に汚いのでは?と思ってしまいました。

 

まだまだ収束と言いきれませんが一日も早いコロナのワクチンが開発される事、そして収束する事を願わずにはいられません。

 

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街のあちこちで見られる言葉。” This too shall pass” いつかこの状況には終わりが来るという意味。

 

次回は籠りっぱなしの生活の中のでの唯一の楽しみなテイクアウト情報等を伝えしたいと思います。

 

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