ホームレス天国 – ゆき姉のリアルなアメリカのお話～Yuki's Life in America"～

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増加の一途のホームレス

ロサンゼルスに来てまず驚いた事のひとつ、それはホームレスがとにかく多い事です。

私が今住んでいる地区もホームレスだらけ。というのも一年中気候が穏やかな事と西海岸は

政治的にホームレスに手厚い環境（シェルターや食料の配給等）がある事から他州から集まっ

て来ていると言われています。

テントで生活している人、日本ではまずお目にかかれない中古のキャンピングカーで生活

している人と実に様々。

この一年だけでもホームレスの数が確実に増えています。それだけ貧富の差が開いている

という事なのだと。

ある日のロサンゼルス・タイムの記事ではこの６年の間でホームレスの統計が７５％も増加

して約５５,０００人に上ると書かれています。たった一都市でこの膨大な数と思うと一体

アメリカ全体では何人になるのか？って感じです。

Los Angeles Times 記事はこちら↓

一歩道を入ると・・・

表はお洒落なカフェやブティックがあってもたった一本中に入るだけでがらっと町の様子が

極端に変わるのです。それも尋常じゃない数のホームレスがいたりして。

昼間なのに一人で歩くのもちょっと恐い位。

自宅近くの東京で言う環八の様な環状道路に酷い時は数百メートル以内に両側約２０台以上の

キャンピングカーが停めてある事も。

ロサンゼルス市内は３日間なら同じ場所に駐車しても違法にならないという法律があってうまく

捕まらない様に少しづつ位置をずらして停めています（笑）

でもほぼ同じキャンピングカーがほぼ同じ場所に年中駐車していますけどね・・・。

新たなホームレス支援ビジネス！

実はホームレスが寝泊まりしているキャンピングカーやテント、これをレンタルビジネスをして

いる人がいるのです。タダ同然で購入した中古のキャンピングカーを月１００ドル位で貸している

というもの。

何でもビジネスにしてしまうちゃっかりな人達がいるんだなあと。

でもこのキャンピングカー、幹線道路に停めているならまだしも住宅街にも停めに入ってくるので

困ったもの。警察に電話しても優先しなかればならない犯罪事件の対応に忙しくてホームレスごとき

でまともに取り合ってくれません。なのでほぼ放置状態。見て見ぬ振りというかなんというか。

先日もキャンピングカーで煮炊きしていて火事になったホームレスの車が。

たまたま幹線道路沿いだったから被害は車だけで留まったもののこれが住宅街だったと思うとぞっと

します。

びっくり事件が勃発

とどめは先日自宅の裏のごみ箱の置き場を掃除していた時の事。何とも異様な臭い・・・。

もしや？？？と臭いのする方向に目をやると何とそこに人間のう〇ちがあるではないですか！

これにはもう言葉が出ないというか唖然！

アメリカの複雑な生活事情がこうしたホームレスの人々を目の当たりにするとより強く感じ

させられます。　

今日も覗いて頂き、ありがとうございます。

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