• 高層マンションが続々と建てられていて分譲価格や家賃が高騰しているとの事。
  • Facebookの事務所から見たテルアビブの素晴らしい眺め。
  • IT系の会社があちこちに。
  • これは旧市街の展望台から見たテルアビブの街。
  • 鯛のグリル。アンディーブとアーティーチョーク添え。
  • スズキのグリル。ニョッキ添え。
  • 小皿の前菜。幾つでも頼めます!
  • 落ち着いた雰囲気のレストラン。予約のお客さんで一杯に。
  • レストランのテラス席からの夕日。
  • 沢山のサーファーが波乗りをしていた海岸。
  • 地下にあるバー。わかりにくい場所なのに店内はほぼ満席。
  • サロナマーケットの入り口。

未知の国イスラエルへの旅⑤ ~番外編~

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番外編イスラエルへの旅、第五弾は大きく進化中のイスラエルの大都市、テルアビブについて

ご紹介したいと思います。

 

高層ビルが立ち並ぶ大都市、テルアビブ 

そもそもイスラエルの大都市、テルアビブ(Tel Aviv)は名前こそ知っているものの、何処にある

んだっけ?っていう位、日本人の友達に聞かれてもうーん?ってなる程知識がありませんでした。

(中近東の国についての知識が薄い私にはそもそもシリア、イラクという国々とごっちゃ混ぜに )

 

そして危険で治安が悪く昼間でも恐くて街中歩けないんじゃないの?っていう位余り良いイメージを

正直持っていませんでした。

 

ところが行って見たらなんと高層ビルや高層マンションが建ち並ぶ立派な大都市、昼も夜も治安面では

全く問題無く(場所によっては危険な場所はありますが)モダンなそしてお洒落なお店が沢山ある素敵な

場所だったのです!

 

今回はそんなモダンでお洒落な都市、テルアビブの街について触れて行きたいと思います。

 

ここで再度おさらい。テルアビブってどこ?

 

テルアビブはイスラエルの首都エルサレムから車で約1時間北上した場所にあります。

 

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私達は2週間のイスラエル滞在で宿泊していたエルサレムから2度テルアビブを訪れ、1回目は高速バスで

2回目はレンタカーで移動。

 

◇まず一回目のテルアビブ訪問

バスはエルサレムの中心街にあるバスターミナルから出発。

このバスターミナル、どことな~く博多のバスターミナルの雰囲気に似てて何だか懐かしい感じに(笑)

 

博多のバスターミナルを彷彿させるエルサレムのバスターミナル内。

 

エルサレムのバスターミナル内にいた正統派のカップル。こうした人達はテルアビブでは一切見ませんでした。

 

首都のエルサレムからテレアビブまで電車がまだ開通していない為、移動手段がバスかタクシーになります。

なので頻繁にバスは来るのですが結構どのバスも長蛇の列。

 

私達が乗った高速バス。重要な市民の足、通勤の足となっています。

 

さてエルサレムからテルアビブまでは約1時間の道のり。

 

車窓からオリーブ畑や葡萄畑が広がるのどかな風景が広がっていました。

 

バスから観た葡萄畑。

 

実はイスラエルはオリーブとワインの言わずと知れた産地なのです 

 

特に赤ワインが有名でワイナリーも沢山あるって言うのはこの旅行で知りました。

というのもユダヤ教徒は常にお祈りと共に赤ワインを口にするので確かに~と納得。

 

なので街中にはワインショップが結構あったんですよね。

 

こうして1時間程バスに揺られて行くと突如としてエルサレムではまず目にしない高層ビルの群れが!

これには正直びっくり 

 

テルアビブに近き突如として現れた高層ビル群!

 

バス停から見たテルアビブの高層ビル群。

 

高層マンションが続々と建てられていて分譲価格や家賃が高騰しているとの事。

.

テルアビブのビジネス街で見つけたカウンター型のお寿司屋さん!その名もJapanika!

 

 

モダンな街、お洒落な街、テルアビブ 

 

テルアビブでホットな場所ってどこ?と姪っ子ちゃんの旦那さん、Seligに聞いてまず訪れたのが

お土産屋、フードコート、お洒落なカフェ等が一挙に集まる商業施設サロナマーケット(Sarona Market)

 

サロナマーケットの入り口。

 

サロナマーケットの詳細はこちら ↓ ↓ ↓

https://www.likealocalguide.com/tel-aviv/sarona-market-shrvnh-mrqt

 

イスラエルの伝統のお菓子やオリーブといったお土産屋さんからお洒落なカフェ、レストランが

集まっていて一つ一つ見て歩くのも旅行の楽しみの一つ。

 

オリーブの専門店。

 

イスラエルの伝統的なお菓子ハルヴァ(Halva)。様々な味があります。

 

マーケットの外には解放感溢れる屋外型のカフェやレストランが!

 

フードコートにあったシーフードのお店で軽く食事をした後に〆で行って見てとSeligに勧められて

行ったのがウィスキー専門のバー「ウィスキーバー&ミュージアム」(Whiskey Bar & Museum)

 

お店の詳しい情報はこちら ↓ ↓ ↓

http://www.whiskeybm.co.il/en/home/a/main/

 

結構分かりにくい場所にありながらも店内は仕事帰りのビジネスマンや観光客で大賑わい。

 

地下にあるバー。わかりにくい場所なのに店内はほぼ満席。

 

世界中のウィスキー(日本の響、竹鶴なんかもちゃんと置いてありましたよ!)が取り揃えてあり、

スモーキーな一癖あるウィスキーが好きな私はバーテンダーさんのお勧めの銘柄の物をチョイス。

 

Ardbeg Single Malt Whiskey。かなりスモーキーな香りでした。

 

心地良い酔いに浸りながら前回ご紹介したエルサレムに居る奇妙な恰好の超正統派のユダヤ教徒

の人々の生活と余りにもかけ離れていてとても同じ国とは思えない感覚に。

 

因みにエルサレムにいる黒づくめの正統派のユダヤ教徒はここテルアビブでは全く見かけませんでした!

 

◇2回目のテルアビブ訪問

2回目はレンタカーを借りて旧市街と海岸まで足を延ばしてみました。

 

エルサレムは内陸部なので荒涼とした乾いた街という感じですがテルアビブは地中海に面したどことなく

ヨーロッパのリゾートといった雰囲気でした。

私達が行った時はサーフポイントなのか沢山のサーファーが波乗りをしているのが見れました。

どことなく私が以前住んでいた湘南に似ている感じが 

 

これは旧市街の展望台から見たテルアビブの街。

 

沢山のサーファーが波乗りをしていた海岸。

 

ヨーロピアンな洒落たカフェが裏通りに。

 

 

そして今回みなさんに是非ご紹介したいのがこちら。

この旅行の中で最高に美味しかった海岸に面したシーフードレストラン「マンタレイ」(Manta Ray)

 

レストラン「マンタレイ」(Manta Ray)の詳しい情報はこちら ↓ ↓ ↓

http://mantaray.co.il/

 

外のテラス席から海岸線に沈む夕日が真正面に見れる最高の立地にあるレストランです。

 

落ち着いた雰囲気のレストラン。予約のお客さんで一杯に。

 

テラス席からの夕日。

 

まさかこんな素敵な景色を見ながら食事が出来るだなんて行く前は想像もしていなかったので

大感激でした!

 

まずは小皿の前菜からスタート。

 

お盆に選ぶのに迷ってしまう位の小皿の前菜たち!

 

小皿の前菜。幾つでも頼めます!

 

小皿の前菜からスタート!

 

迷いに迷って選んだのは(上の写真下から時計と逆回りに)

・ズッキーニとナッツとカッテージチーズの前菜

・サーモンとほうれん草のサラダ

・フムス

・ツナタルタル

・茹でタコと白いんげん豆のサラダ

 

次にメインは私はスズキのグリル、レモンバターソースとニョッキ添えを。

丁度良い焼き加減で素材を活かしたあっさりとした味付け。

私好みの味でした 

 

スズキのグリル。ニョッキ添え。

 

旦那さんはローズマリー風味のオリーブオイルの鯛のグリル、アーティーチョーク添えをオーダー。

こちらも新鮮で身がプリップリとしてて美味しい一品でした!

 

鯛のグリル。アンディーブとアーティーチョーク添え。

 

そして〆のデザートはさっぱりとしたレモンとミントのシャーベット

甘すぎず口の中ですっと溶けて爽やかな味でした。

 

爽やかなレモンの酸味とすっきりとしたミントの味がマッチしたシャーベット。

 

中東のシリコンバレーテルアビブ 

余り日本人には知られていないもう一つのテルアビブの意外な一面をご紹介しましょう。

 

テルアビブは人口800万人、四国と同じ位の面積を持つ小さい国ながら実はスタートアップ

(最新の技術力を持って急成長をし市場開拓フェーズにある企業・事業)の数が約3,000~4,000

存在すると言われているのをご存知でしょうか?

 

前の会社に居た時にイスラエルで誕生したモービルアイ(Mobileye)という会社の開発した運転中の眠気検知を

行う画期的な製品と連携する事になり、その時に初めてイスラエルという国がかなりIT分野で進んでいる国だと

いう事を知りました。

 

モービルアイについて興味のある方はこちらから ↓ ↓ ↓

https://www.mobileye.com/

 

そして今回色々調べて行く中でイスラエル、特にテルアビブはスタートアップ都市ランキングで世界第5位、

また国外からの投資が集まる都市としてもシリコンバレーに次いで世界第2位にランクインしているという事

も知りました。

 

凄いと思いませんか?

 

IT系の会社があちこちに。

 

では何故日本の国土よりも小さい国の中でがこんなにも技術力を持って世界に秀でた成長起業が多く

誕生しているのでしょうか。

 

気になってネットで検索して情報を読んでいくうちにな~るほどという事が分かって来ました。

 

◇何故ユダヤ人は優秀な人が多いの?

ユダヤ人はアインシュタイン、マルクス、フロイトといった歴史に残る学者や数多くのノーベル賞受賞者が

います。

その他、ゴールドマンサックスやブルーミングデールズといった企業を興した人達もユダヤ人です。

 

このブログのイスラエルの旅 番外編シリーズでもちょこちょこ触れていますがユダヤ人は古くから国を

追い出され流浪の民として長きに渡り、迫害という歴史の中で翻弄されて来た人達です。

 

そうした歴史的背景の中でどんなに迫害されようようとも絶対に奪えない物はそれぞれの頭の中にある

知識だと悟ったのだと。

 

16世紀にはヨーロッパでゲットーと呼ばれるユダヤ人集団隔離居住区に300年以上もユダヤ人達は隔離

され、その様な壮絶な日々の中、どんな苦しい状況になろうとも一致団結して自分達の教会(シナゴーグ)

や神学校を作り、子供達へ知識の収集また生き抜く強い精神力を教え込む文化が出来上がって行ったのだと

思います。

 

ああ確かになと感じたのは姪っ子ちゃんの家族と2週間程接している中で彼ら、子供達を含めてとにかく

良く本を読んでいるという事。

 

テレビを家の中に置いていないという事もありますが時間さえあれば大人も子供も集中して読書を読んでいる

です。

 

世の中の子供達はテレビゲーム、スマホゲームで遊んでいるのが普通の光景なので真逆の光景を見てある意味

新鮮な驚きでした。

 

またタクシーに乗った時の事です。

ドライバーのおじちゃんに「私達ユダヤ人は優秀な人が多いんだよ!何故なら国が小学校から高校まで教育

に対するお金を全て援助してくれる。だから皆一生懸命勉強するのさ!そんな国イスラエルしかないだろ!」

と誇らしげに話してくれたのが印象に残っています。

 

そしてもう一つの理由。

それは兵役がある事です。

男性、女性共に18歳から兵役に就く義務があります。

この数年間の兵役の中で通信やセキュリティと言ったテクノロジーに関する教育を徹底的に受けるのです。

こうした国の政策から世界に通用する新しい技術を生み出せる優秀な人材の育成に繋がっているんだなと思います。

 

◇技術革新の背景

私達はある日、エルサレム市内にある科学館という施設を訪れました。

この科学館は大人も子供の楽しめる施設になっていて例えば波はどうやって起きるのかとか電気はどうやって

点くのかとか実際に道具を使って見て触って学ぶという内容になっているのです。

 

その中に環境を考えるというコーナーがあり、イスラエルの研究者達が如何にして干ばつや水不足に悩む国の

支援、また将来の水不足を解決する為に様々な取り組みを行っている事が紹介されていました。

 

それが空気中の湿気を取り込んで水を作るという物。

 

実際にWater Gen(ウォーターゲン)というテルアビブにある会社が実用化しています。

 

Water Genの紹介ビデオはこちら ↓ ↓ ↓

https://www.youtube.com/watch?v=8s17rgrbyR4

 

そもそもイスラエルという国は資源が乏しく、それを補う為に様々なテクノロジーや研究が進んで来た

歴史があります。そうした中で優秀な人材がどんどん世の中に出て奇抜な発想と技術力で力を付けて来

たのだと思います。

 

Googleや姪っ子ちゃんの旦那さんが勤務するFacebook等、名だたる企業がこぞってイスラエルに進出して

来ている裏にはこうした高い技術力と優秀な人材確保で企業の成長を目指しているからだと言われています。

 

テルアビブのFacebookの事務所。市内の中心地の高層ビルの中に事務所が。

 

Facebookの事務所から見たテルアビブの素晴らしい眺め。

 

これから一体どんな新しい技術がこの国から生み出されて行くのか楽しみだなと思います。

 

さて未知の国イスラエルへの旅第5弾、如何でしたでしょうか。

 

次回はイスラエルへの旅の最終編、今回の旅で出会った絶品のイスラエルフード(Israeli Food)

ついてご紹介したいと思います。

 

誰でもささっと簡単に作れるイスラエルサラダ(Israeli salad)もレシピ付きでご紹介しますので

お楽しみに!

 

今日も覗いて頂き、ありがとうございました!

 

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