どこもかしこもスクーター!
昨年からじわじわとサンタモニカ周辺でみかける様になった電動スクーター。
2017年に設立されたサンタモニカを拠点とする Bird というベンチャー企業が新しい
移動手段、電動スクーターのシェアリングを始めています。
◇Birdのホームページはこちら↓
◇Birdの記事はこちら↓
https://la.curbed.com/2018/2/14/17010034/bird-electric-scooters-transit-venice-santa-monica
昨年はそれ程目に付かなかったのがここ数か月でサンタモニカ中心地だけでなく私の自宅近所
でもあちこちで見かける位急速に広がっています。
どうやって乗るの?
今までシェアリングと言えば車か自転車を思い浮かべる人が多いと思いますがこの電動スクーター
が自転車に取って変わろうとしている位の流行りよう。
サンタモニカの場合、市内ならどこからでも乗れてどこでも乗り捨て可能。1ドルから課金スタート。
15セント/分加算される仕組みです。
ただし乗る条件として
・18歳以上であること
・運転免許を持っていること(アメリカ以外の免許でもok!)
・ヘルメットを使用すること
となっています。
免許持っていれば18歳以上なら誰でも乗れるのでサンタモニカをご旅行される方は是非一度
トライしてみて下さいね!
まず乗る前ですが・・・
Birdのスマホアプリをインストールします。そこから自分の名前やクレジットカートの情報等を登録。
その後にRideという画面からアクセスすると自分の居場所から約3キロ圏内に停車している
スクーターが画面に表示されます。
それぞれ指でタッチすると各スクーターの充電の残量が表示されるので行きたい場所の距離に
合わせてスクーターを選択するだけ。
ハンドルの部分に貼付されている2次元バーコードをスマホにかざせばセット(支払い開始)
され操作が出来る様になっています。
移動距離はというと100%の充電されたスクーターで約24キロ。時速最大20キロ強
になります。結構速い速度で道路を走り抜けて行くのでそこそこスピードが出る感じです。
あっ私は因みにまだ乗った事は無いですが。
チャージは人海戦術
また面白いのはスクーターの充電を人を雇って作業して貰っている点。
そこはまだシステム化されていなくてあくまでも人海戦術。
Birdのホームページにアクセスすると BECOME A CHARGER というエントリーする画面があり、
そこから登録すると充電機器を貸し出し、20台のスクーター充電で100ドル(5ドル/台)
が支払われる、アルバイト感覚で作業ができる体制を作っています。
Bird社のサイトにアクセスすると充電ビジネスに参加しませんかの文字が。
現在サンディエゴ、ダラス、アトランタとアメリカ各地に徐々にビジネス拡大を図っている
成長中のベンチャー企業です。
シェアリングビジネスの新たな戦い!
そんな中で最近目にするのが白と緑を基調にした別の企業の電動スクーター。
名前はLime という企業でBirdと同様のスクーターシェアリングビジネスを手掛けています。
この企業は元々レンタルバイク(自転車)のビジネスをしていてBirdの後に参入した模様です。
白と緑を基調にしたLime社のスクーター。
ほぼ機能差は無いのですが最大移動距離が60キロとBirdに比べて充電の持ちに大きな差が。
だからかせっかく同じ金額なら距離乗れた方が良いよねっていう感じでじわじわとこちらも人気が
高まっている様に感じます。
浮上した新たな問題・課題
しかし、こうした人気の裏にはマナーの悪さや事故多発と言った大きな問題も併発しています。
一応規則ではヘルメット着用と記載(登録すると無料ヘルメットが配布)されていますが着用
しているかそれをチェックする機能・体制はありません。
ましてやヘルメットをいちいち持って歩くなんて面倒っていう人達が多く、まずヘルメット着用
して乗っている人をまず見たことがありません!
さらに最近多いのが2人乗りしている若いカップル!
またどこでも乗り捨て自由となっているのは良いのですがええー?こんな道のど真ん中に乗り捨
てるな~!っていう様な所に乗り捨てられていたりしていて・・・。
車を運転しているこっちとしては非常に迷惑だし、勢い良く車の横を駆け抜けて行くので巻き込み
事故起こしやしないかとヒヤヒヤもんです。
スクーター事故の危険性に触れている記事 ↓
http://www.latimes.com/business/technology/la-fi-tn-scooter-safety-20180523-story.html
是非サンタモニカにお越しの際にはこの電動スクーターで快適な散策する事をお勧めします!
でも最低限のマナーと車には注意して下さいね!
今日も覗いて頂き、ありがとうございます。
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