• 国旗のネクタイと短パン履いたおじ様、おば様達。少し恥ずかしそうに歩いていました(笑)
  • 馬に載った保安官達の行進はアメリカらしい演出。
  • 西部劇に出て来る様な馬車も。
  • サラダやフルーツと友人が沢山の食べ物を準備してくれました。

7月4日の独立記念日の過ごし方!

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お祭り大好きアメリカ人

昨日は7月4日、アメリカの独立記念日(Independence Day)、いわゆるアメリカの

建国記念日でした。

 

この祝日は年末年始のカウントダウン、クリスマス、サンクスギビングと並んでアメリカ人が

心待ちにし、家族や友達と集まってお祝いをする大事な日となっています。

 

7月4日が近づくと大抵「今年はどう過ごすの?」と聞かれます。それ位みんなどう過ごすかを

真剣に考え、前もって準備している人が多いって事なのだと。

 

日本人の私からすると建国記念日にそこまで真剣に過ごし方を考えるってやっぱりお祭り大好き

アメリカならではだなと改めて感じます。

 

独立記念日の由来とは・・・?

そもそもアメリカの独立記念日って何だっけって思われる方、多いんじゃないかなと思います。

実は私もそうでした

 

アメリカは16世紀後半からイングランド、スコットランド、フランス、スウェーデン、スペイン、

オランダといったヨーロッパ人による植民地化から始まりました。そうした中で現在はアメリカには

州が50ありますが当時は特にイギリスが幅をきかせ、東海岸に13の植民地が形成されていました。

 

この時代はまだ西海岸一体は元々いたネイティブインディアンが占めていて(メキシコ領土だったのも

あってメキシコ人もいましたが)ヨーロッパ人は1800年代までは足を踏み込んでいません。

 

1850年代のゴールドラッシュ到来でわんさか人が西海岸に一攫千金を求めて押し掛けたのは大分

後なんですね。

 

(下記の地図に記載)

<Wikipediaより抜粋>

 

1755年から1763年にかけてイギリスとフランスが植民地を争う為に繰り広げられた

フレンチ・インディアン戦争(フランス軍がネイティブインディアンと連合した事でこう

呼ばれている)でイギリス政府が勝利を収めましたが戦争での大幅な出費で財政難に陥ります。

 

その財政難を何とかする為にさらなるアメリカの植民地支配と重税施策を強行に推し進めて

しまいます。

 

この植民地圧迫政策が徐々に植民地住民の不満を膨張させる原因に。

 

それまで独自の発展を進めていた13の植民地が共に連携し合い、1774年にイギリスに

対して和解策を練る「大陸会議」を開きます。しかしそれとは裏腹にイギリスと植民地軍の衝突は

避けられず独立戦争が勃発

 

戦争が日増しに悪化する中でイギリスからの独立論が最高潮に達し、トーマス・ジェファーソンや

ベンジャミン・フランクリンという歴史に名を残した人々によって1776年の大陸会議の中で

「独立の決議」が起案、最終的に1776年7月4日に「アメリカの独立宣言」として採択されました。

 

これがアメリカの建国記念日の始まりです

 

「独立宣言への署名」(ジョン・トランブル画) この絵は、2ドル紙幣の裏面図版に使用されている。

 

 

アメリカ全土が大盛り上がり

昨日は友人から彼女の自宅前の通りでパレードがあるから来ない?と誘われて特に予定もしていなかった

私は旦那さんと行く事に。

 

彼女の住んでいる場所はサンタモニカ中心地から少し離れたマリブに近いPalisadesという結構ハイソな

住宅街。行くと既に通り沿いにパレードを見る為の椅子が並べられています。

 

アメリカの国旗があちこちに飾られていてアメリカ人って本当、愛国心があるなあと感じさせられます。

 

日本で日本の国旗を庭中に飾ってる人って見たこと無いし

 

アメリカの国旗に合わせてデコレーションした素敵はお家を発見!

 

 

国旗のモチーフを芝生の上にデコレーション。

 

 

パレードは今年で70回目だそうでかなり歴史あるパレードとの事。

2時からのパレードに備えまずは腹ごしらえ。

 

素敵なお庭でアメリカらしくBBQ!

 

定番のハンバーガーとワインでこの日集まった初めて会う人達と和やかに談笑。

 

私にとっては良い英語の会話練習になるので積極的にこういう機会を使って会話をする様に

最近心掛けています

 

サラダやフルーツ等友人が色々と用意してくれました。

 

外で定番のBBQ!

 

さてお腹もいっぱいになってほろ酔い気分になった所でパレードがスタート。

自転車に乗った子供たちが先導してパレードが始まりました。

 

自転車に乗ってパレードのスタート切る地元の子供達。

 

アメリカらしく馬車や馬に乗った保安官達が練り歩いたりと通る度に観客も歓声を上げて

大盛り上がり

 

西部劇に出て来る様な馬車も。

 

馬に乗った保安官達の行進はアメリカらしい演出。

 

国旗のネクタイと短パン履いたおじ様、おば様達。少し恥ずかしそうに歩いていました(笑)

 

途中綿菓子やアメリカ国旗をあしらった子供用の帽子など売る移動型のお店も出ていて子供も

大人も充分楽しめる内容でした。

 

 

子供達に大人気だった移動型のお店。

 

こうして1時間程のパレードが大盛り上がりのうちに無事終了。

 

締めはやっぱり花火 

しばらく友人宅でお喋りした後は昨年も見た花火を見にMarina del Ray というヨットハーバーへ。

花火も独立記念日を祝う大きな伝統行事で1777年以来、毎年各地で打ち上げられています。

 

花火開始が日が沈む夜9時からと遅いので車でのんびりと向かう事に。

 

ヨットハーバー近くの駐車場はどこも昼間からBBQや場所取りで早くから来ている人達でいっぱい

なのと花火が終わってからすぐに車が出せない(夜11時迄駐車場がブロックされます!)という事

もあり、昨年に続き結構遠くの路上に駐車して歩く事にしました。

 

もし花火をMarina del Rayで見たい!っていう方はご注意を。終わってからすぐ帰れないって事

になるので。

 

ヨットハーバーに付くともう既に結構な人人人!音楽もガンガンかかってディスコ状態になってるし

 

ヨットハーバーに停泊しているヨットでは宴会が繰り広げられていてみんなの羨望の的。

 

各ヨットの中で宴会が繰り広げられていました。

 

羨ましいなと眺めつつ待つこと1時間、いきなり花火が打ちあがってえっもう始まったの?って

ちょっと拍子抜け。

 

昨年はカウントダウンしてたんですけどね・・・。

 

約20分の花火ショーがスタート。今年は風もそこそこあったので綺麗な花火を見る事が

出来ました。

 

皆大歓声上げて花火を鑑賞!

 

☆彡型やスマイルマークなどキラキラ綺麗な花火が何発も!

 

でも日本の花火の凄さから比べると少々迫力に欠けるかなというのが私の正直な感想です。

帰宅してからも夜中じゅうドンパチ近所で打ち上げ花火の音が 今日だけは誰も文句言いません。

 

こうして各地で大盛り上がりのうちに今年の独立記念日という一大行事が終わり、しばらく大きな

行事はサンクスギビングまでお預けです。

 

7月4日の独立記念日はアメリカらしさを感じられる祝日です。

 

是非機会があったら独立記念日に合わせてアメリカを感じにいらしてみてはいかがですか。

 

 

今日も覗いて頂き、ありがとうございます。

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