アメリカ大陸横断ロードトリップ ~ ニューメキシコ州 サンタフェ ~

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メリカ大陸横断ロードトリップの3個所目の宿泊地はニューメキシコ州にあるサンタフェ

サンタフェと言えば宮沢りえという方はほぼ私と同世代?(笑)

 

6月19日(土)の朝レストランでコーヒーとチーズケーキという朝ごはんじゃない朝ごはんを食べてモニュメントバレーのホテルを9時過ぎに出発。

後ろ髪をひかれる思いでモニュメントバレーの壮大な景色に別れを告げて目指すはサンタフェ。何故サンタフェを訪問地として選んだかというと実は8年前の2013年8月に最初で最後と言う思いでサンタフェとニューヨークへの11日間一人旅をし、再度訪れてみたいと思ったというのが大きな理由。

また8年前にサンタフェを選んだのは30年以上前に上野美術館でジョージア・オキーフというアメリカ人女性の美術家のイベントに行き、彼女の花を一輪キャンバス一杯に描いた大胆な作品や馬の頭蓋骨を描いた作風に強烈な印象を持ったのです。そこからいつかは彼女が人生の半分をサンタフェで過ごしたサンタフェに美術館があるというのでもう一度直接彼女の作品を見たいと思ったからでした。

そして今回まさか再度訪れる事ができるとは!

さてモニュメントバレーからサンタフェまでは距離にして約356マイル (590キロ)、休憩入れて約8時間弱の行程。フリーウェイ163,160,64,550をドライブ。

 

赤茶けた岩山の風景から緑の木々が見えるなだらかな丘が広がっていきます。途中サンタフェに向かう道沿い、フリーウェイ160沿いに Four Corners Monument(フォー・コーナーズ・モニュメント)というアリゾナ、ニューメキシコ、コロラド、ユタという4つの州が合わさっている場所があるというのを思い出して行ってみたらコロナで残念ながらクローズ中で中に入れず。

コロナで閉まっていたフォー・コーナーズ・モニュメントの入り口。

 

ニューメキシコの中心地であるアルバカーキを通過していざサンタフェへ。

 

赤茶けた砂漠地帯から途中豪雨に見舞われながらアルバカーキを経てサンタフェへ。

 

Four Corners Monument の詳しい情報はこちらから

↓ ↓ ↓ ↓ 

 https://www.newmexico.org/listing/four-corners-monument/1786/

ニューメキシコに入った事を知らせるサイン。

 

 

サンタフェの街並み

さて9時にモニュメントバレーを出て途中トイレ休憩、お昼休憩を挟んで夕方5時過ぎには無事にホテルに到着。6月19日(土)から22日(火)の3泊4日をここサンタフェで宿泊。到着後早速チェックインし夕飯食べに行きがてら街を散策。

サンタフェのダウンタウンは街の中心にあるHistolic Plaza(ヒストリック・プラザ)周辺にお土産物屋やブティック等集まっています。一部町から離れた所に観光名所が幾つかありますが町全体がこじんまりと小さいので車を運転しなくても充分歩いて見て回れる大きさ。

町全体がアドビと呼ばれる砂粘土を使った独特の建築様式のお店や家が並んでいて非常に調和の取れた街並みになっています。

コロナでずっと営業停止になっていたのがついに10日程前からお店が再開。夏休みシーズンの影響もあってか昨年の夏どこにも行けずにうずうずしていた観光客が一斉にここに集まって来たといわんばかりに観光客で溢れかえっていました。8年前の夏の落ち着いた雰囲気はどこへやら・・・。

アドビ様式のお店や家があちこちに。

 

街角で会った生後11か月のプードル犬。

 

ジョージア・オキーフ美術館

若かりし頃のジョージア・オキーフ。

 

ジョージア・オキーフ美術館前で。

 

もし再度サンタフェに行けるなら絶対ここは外せない場所と思っていたのはなんといってもジョージア・オキーフ美術館。現在コロナで密を避ける為に事前予約制になっています。私達は6月20日(日)の2時半に予約。前回ここを訪問した時にはええっ?これしか作品が無いの?という程期待以上に作品数(おそらく貸し出されていたと記憶)が少なくてがっかりした記憶が。でも今回は2021年春夏展と称して彼女の作品の数々が展示されていて非常に満足の行く内容でした。

彼女の代表作とも言えるキャンバス一杯の一輪の花や馬の頭蓋骨の絵が。

 

私が30年前に上野で見た白百合の大きな絵や馬の頭蓋骨と花の絵も見れたのには感動。また彼女は日本や韓国にも旅した事があり、富士山を描いた絵も展示されていました。これにはびっくり。

こちらが彼女が日本に旅行した後に描かれた富士山の作品。

 

インディアンジュエリー

総督邸前にブランケットを敷いてインディアンジュエリーを売る露天商達。

 

Palace Of The Govenors(総督邸)の前に朝からネイティブインディアン達が路上でジュエリーや陶器を売っています。今回サンタフェを再訪したかった理由の一つがここで大好きなターコイズのジュエリーをお土産に購入する事。2日目の午前中、ホテルでの朝食を食べてから早速見に。行くと8年前と同じ様に10数名のネイティブインディアン達が路上に自分達の作ったアクセサリーを並べて売っている光景が。聞いたらつい10日程前から再開されたのだとか。再開された後に行けてラッキーでした。

 

ざーっと露天商の売っている物を見て、今回はネルソンというおじちゃんから指輪とブレスレットを買う事に。なぜなら丁寧にそれぞれの石の産地やデザインについて説明をしてくれ、信頼できそうだと感じたからです。指輪は余り他で見た事が無いネバダ州のロイストンという場所で採れたリボンターコイズという薄い緑と茶色が混じった独特の模様が入った石の指輪。そしてブレスレットは太陽が昇ってそして太陽が沈んで1日が終わるという模様が刻まれたシルバーのブレスレット。指輪はとにかく迷ってしまう程種類があったのですがおじちゃん曰く、第一印象で良いなと思った物を買いなさいと言われて最初目に飛び込んできたこのリボンターコイズを選びました。

ネルソンおじちゃんの作品の数々。

 

町にはこうしたインディアンジュエリーを売るお店があちこちにありますがお店で買うよりも断然この露店で購入した方が値引きの交渉も出来ますし、お値段的にも安いのでお勧めです。

街のジュエリー店のディスプレイの様子。

 

今回の戦利品。指輪とブレスレットと中古店で購入したウェアタンブーツとスウェードのベスト。

 

 

アメリカ最古の教会

サンタフェには幾つかの教会がありますがその中でもアメリカ最古の教会とされている SanMiguel Mission (サンミゲル教会)があります。1601年に建てられたと言われていますが現在まで2回程1700年代に建て直された過去があります。中は至ってシンプルな作りで心静かになれる好きな教会です。

中には教会の歴史を説明する写真や1800年代に鋳造された鐘が教会内に展示されて鐘を鳴らすことも可能です。鐘を鳴らすと必ずまたサンタフェに戻れるという言い伝えがあるそうです。

アメリカ最古の教会と言われているサン・ミゲル教会。内部は非常にシンプルな作り。

 

 

食事、誕生日ディナー

頭にも書きましたがとにかく思った以上に観光客でごった返していて行きたいと思っていたレストランにはほぼ満杯で入れず。予約を取らない店はまず並んでも入れない所がばかりで結局空いているお店を歩きながら探すという状況でした。これは思ってもみない状況。

その中でも特に良かったのは友達サラからのお勧めで誕生日のお祝いで旦那さんが予約してくれて行ったお店、Geronimo (ジェロニモ)。お値段は高めですがワインも食事も最高で非常に満足の行くレストランでした。お店の建物は1700年代に建てられたアドビという砂粘土と藁を混ぜて建てられたサンタフェ独特の建物をそのまま生かして店内はエレガントな作りになっているアメリカンスタイルのレストラン。

こちらがレストランの外観と内部。

 

ニューメキシコ産のスパークリングから始まり、私はしつこくないさらっとしたテイストのシャルドネとメインのお肉に合わせてフランス産のバーガンディの赤ワインをオーダー。食事は二人で牛肉のカルパッチョと桃とチーズの夏らしいサラダを前菜としてシェア。メインは旦那さんがスヴィーという低温調理されたバックリブの一品と私はラム肉のグリルを。

まずはスパークリングワインで乾杯。

 

前菜の桃とチーズのサラダ。

 

ラム肉のグリル。ポレンタ添え。

 

デザートにはゆずとヨーグルトのムーズ、パッションフルーツ添えを。誕生日と言って予約していたので小さなろうそくを立ててサービスして頂きました。お腹いっぱい、そして旦那さんからのお祝いに大満足した誕生日ディナーでした。

ゆずのムーズ。パッションフルーツのシャーベット添え。

 

レストラン Geronimoの詳細はこちらから

↓ ↓ ↓ ↓

https://www.geronimorestaurant.com/

そしてもう一店、ブランチで訪れたフレンチクレープのカフェ、The French Pastry Shop & Creperie(ザ・フレンチ・ペイストリーショップ&クレぺリエ) 。ここは8年前にも一人で朝ごはん食べに寄ったお店。ベシャメルソースで和えたチキン、マッシュルームとホウレン草のクレープと甘さ控えめのシュークリームをオーダー。

キッシュやエクレア、ナポレオンなどのケーキも豊富でちょっと一休みしたい時にゆっくり寛げる場所の一つです。

店内の様子。ゆったりと寛げます。ショーケースにはずらりと甘さ控えめのケーキが。

 

宿泊したホテル

そして今回3泊したホテルは観光名所や中心街にも近く、便利な場所にあり、ホテル内にはプールやスパも併設されているEldorado Hotel & Spa (エルドラド・ホテルアンドスパというホテル。部屋はゆったりとした作りで私達の部屋はプールのあるフロアでどこに行くにもアクセスが便利でした。ただホテル内のレストランの朝食は残念ながら美味しいとは言えずがっかり。

そして私はホテル内のスパで50分のマッサージを久しぶりに受けてきました。長時間の慣れない車での運転で少々疲労気味だったのと肩が凝っていたのでこのオイルマッサージでほぐされて途中で爆睡しそうに(笑)

どこに行くのも便利な場所にあるホテル。

 

こちらがホテルのスパ入り口。

 

アメリカEldorado hotel & spaの詳しい情報はこちらから

↓ ↓ ↓ ↓

https://www.eldoradohotel.com/

 

3泊4日のサンタフェもあっという間におしまい。次はシカゴに向けて途中、オクラホマとセントルイスに泊まりながら北上して行きます。

 

今日も覗いて頂いてありがとうございます。

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