• 街角のお店の飾りつけがサンクスギビング仕様に!
  • 見るからに甘そうな七面鳥の形のデコレーションケーキ。
  • こちらにも大量の七面鳥が。
  • みんなもりもり食べてお腹いっぱいに。
  • つい取りすぎてしまうんですよね~(笑)
  • 左からパンプキンパイン、ピーカンナッツパイ、アップルパイ委。真ん中のピーカンナッツが絶品でした!
  • こちらが絵を描いて当てる"Pictionary"

家族揃ってみんなで祝う “Thanksgiving”

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日本のお正月?的なお祝い事 “Thanksgiving”

さて毎年11月の第四週の木曜日にお祝いをする“Thanks giving” 、今年は11月21日(木)でした。

 

この “Thanksgiving”、日本で言うお正月の様なものと言うのが分かり易いでしょうか。

 

この日の為に皆どこで誰とお祝いするか、何を作るかかなり前からその話題で持ち切り。

 

なので毎年この時期が近づいてくると色んな人に「どこでお祝いするの?」とか「何作るの?」と

誰かしらに聞かれます。

 

ハロウィーンが済むと一気にスーパーやお店の飾りつけがどこも “Thanksgiving” 、一色に。

 

街角のお店の飾りつけがサンクスギビング仕様に!

 

今年は近所に住む仲良しご夫婦宅に呼ばれて楽しい サンクスギビング を過ごして来ました。

 

“Thanksgiving”っていつから始まったの?

このサンクスギビングはいつから始まったかというと色々説がある様です。

 

これは昨年の旦那さんの従兄弟の家でのサンクスギビングパーティーの様子。

 

1620年代にイギリスのピューリタン達(イギリスのプロテスタント教徒)がアメリカに渡り、自国でお祝い

していた断食の習慣と収穫のお祝いを取り入れたのが初めだという説が有力だそう。

 

当初は宗教色が色濃く、サンクスギビングは教会が主導して神様に感謝する日としてのお祝いでした。

 

その後1863年に南北戦争時にはリンカーン大統領が戦争の勝利を称える為の祝日としてそして年月を経て

1941年、ルーズベルト大統領時代に議会で現在の様な祝日として毎年11月第四週の木曜日に制定したのです。

 

という事で今では宗教と切り離した大きな祝日となっています。

 

何故サンクスギビングに七面鳥を食べるの? 

サンクスギビングと言えば ” Turkey” (七面鳥)を食べるというのは知られた話。

 

でもビーフやチキンがアメリカでは主流なのに何故この日だけ七面鳥を食べるのかってずっと気になってて

調べてみました。

 

ローストした七面鳥を食べ易い様にカット。

 

冒頭にも書いた通りサンクスギビングはイギリスのプロテスタント教徒であるピューリタンの人達がアメリカ

に渡って来て3日間に渡る断食明けに神様に感謝してごちそうを食べる日というのを取り入れて祝ったのが

始まりと言われています。

 

当初は先住民族であったネイティブインディアンとの交流から鹿肉を食べていたという記録が残っているそうです。

 

その後、当時七面鳥が何処にでもいて容易く捕獲出来た事、そして何よりも七面鳥は一羽から取れる肉の量が

半端無く多かった事、こうした理由から3日間の断食明けの大家族の空腹を満たすには恰好の食材だったのです。

 

鶏からは卵を牛からは牛乳をと殺してしまうと後々の食材の補給に苦労するという事も合わさって七面鳥を食べて

収穫のお祝いをするという習慣が根付いて行った様です。

 

またローストした七面鳥に欠かせないのがクランベリーソース。

 

これも当時は砂糖が非常に高級な物であり、なかなか手に入れるのが難しい時代だった事もあり、容易く手に

入れられるクランベリーを煮詰めてソースを考案し、これをかけて七面鳥を食すという形に変化。

 

またマッシュポテトや食後に食べるパイ等はサンクスギビングが始まった1620年当初は小麦やジャガイモは

無く、1600年代後半以降に食卓に並ぶようになったようです。

 

こうして見て行くとこのサンクスギビングが時代背景と共に受け継がれて今に至ってるんだなっていう事が

わかって興味深いなと。

 

サンクスギビングならではの料理の数々

私はアメリカに住むまでサンクスギビング=七面鳥+マッシュポテトっていう非常に浅い知識しか無くて(笑)

 

何度かアメリカでサンクスギビングをお祝いする場面を通してこの日ならではのお料理が色々ある事を

知りました。

 

サンクスギビングで食べられるお料理はざっと

・ローストした七面鳥(White Meatが健康的っていうので主流)

・マッシュポテト

・クランベリーソース

・グレービーソース(七面鳥の肉汁にコーンスターチ等を入れてとろみを付けたもの)

・いんげん豆のキャセロール

・マッシュしたサツマイモとマシュマロのオーブン焼き

・グリーンサラダ

・コーンブレッド

 

になります。

この中でいんげん豆のキャセロールは1955年に缶のスープで有名なキャンベル社が考案した

自社製品のマッシュルームスープを使ったサンクスギビングの一品。

 

茹でたいんげん豆、キャンベルのマッシュルームスープに揚げた玉ねぎをキャセロールに入れてオーブン

で焼いた物でこれが簡単で美味しいと評判になり、現在でも欠かせない料理の一つになっているそうです。

 

昨年のサンクスギビングのお料理。

 

そして食後のデザートはというと

 

・アップルパイ

・チェリーパイ

・スウィートポテトパイ

・パンプキンパイ

・チョコレートパイ

・ピーカンナッツパイ

 

等々種類豊富なパイが並びます。

 

手作りパンプキンパイとピーカンナッツパイ。

 

みんなサンクスギビングの準備で大わらわ  

今年も私はマッシュポテト作りを仰せつかって12名分を前日に用意。

 

ジャガイモなど食材を買いに近所のWholefoodsに行ったら凄い人人人!

 

みんな何と事前に予約していた七面鳥を受け取りに来ていたんですね~(笑)

 

Wholefoods の七面鳥受け取り場所の列。たまたまお買い物リストをカートに乗っけてるのを発見(笑)

 

こちらにも大量の七面鳥が。

ケーキ売り場にはサンクスギビングらしい七面鳥のケーキも!

 

見るからに甘そうな七面鳥の形のデコレーションケーキ。

 

帰宅して14個のじゃがいもを茹でマッシュしてから適当に塩、バターと牛乳を混ぜてというマイレシピ

の作り方であっという間に完成。

 

じゃがいも14個を大鍋で茹でて12名分のマッシュポテト作り!

 

 

サンクスギビング当日の様子 

今年のサンクスギビングは親しくしているご近所のご夫婦宅に招かれて行って来ました。

 

彼らの息子達とその彼女達、ご夫婦それぞれの仲良しのお友達家族と私達の総勢12名が集合。

 

ワインで乾杯した後、早速ローストした七面鳥を息子さんが手際よくカットしてお皿に盛り付け。

 

こちらがローストした七面鳥。丁度良い焼き加減でしっとりとしてて美味しく頂きました。

 

その後他のお料理を並べてビュッフェ形式で好きな物を好きなだけ食べる形です。

 

ビュッフェ形式。

 

つい取りすぎてしまうんですよね~(笑)

 

この後お代わり。食べて過ぎてお腹いっぱいに(笑)

 

作って行ったマッシュポテトはみなさんに好評でペロッと食べて頂いてほっと一安心。

 

食後は勿論パイ。

 

みんな口々に「こんなに食べたら太っちゃうけど。ダイエットは明日から!」って言いながら完食。

 

今回はピーカンナッツパイ、アップルパイ、パンプキンパイの3種。

 

左からパンプキンパイ。ピーカンナッツパイ、アップルパイ。真ん中のピーカンナッツパイが絶品でした。

 

そして食後に大人も若者のも一緒に 男女分かれて “Pictionary”というすごろくの様なゲームで大盛り上がり。

 

ルールはサイコロを振って出た目の数字に合わせて升目を進め、止まった升目の色のカードを引いてそのカード

に書いてある言葉(動物、物、行動など)を制限時間1分以内に絵に描いて当てるというゲーム。

 

こちらが絵を描いて当てる”Pictionary”

 

絵心が無いと何を描こうとしているのか分からずなかなか当てられなかったりと時には大爆笑。

 

1分が長いようで短くて。
描くのが意外と難しいのです(笑)

 

今回は男性チームが勝利。

 

こうして夕方から始まった今年のサンクスギビングは楽しい会話と食事で大いに盛り上がって

終わりました。

 

さて来年は誰とどんなサンクスギビングを迎える事になるか今からまた楽しみです。

 

今日も覗いて頂き、ありがとうございました!

 

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