アメリカ大陸横断ロードトリップ ~ オクラホマ州、エル・リーノへ ~

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さてアメリカ大陸横断のロードトリップはいよいよシカゴに向かう事に。ニューメキシコ州のサンタフェからシカゴまでは到底一気に運転できる距離(約2,044キロ、20時間以上かかる)はないので行き当たりばったりで数か所泊まりながらシカゴに向かう事に。

ロサンゼルスを出発して5日目の6月22日(火)私達が向かったのはフリーウェイ285を経由して40をひたすらまっずぐ東へ、距離にして541マイル(870キロ)を休憩入れながら10時間弱かけてオクラホマ州にあるEl  Reno(エル・リーノ)という町。

 

地図

 

サンタフェを後にしてまず給油するのでガソリンスタンドにて休憩。売店の外に「Fire Works(花火)」と書かれた大きな看板を見つけました。ニューメキシコ州に入って高速の至る所に花火売ってますという看板を良く目にする様に。

こんな看板があちこちに。まずカリフォルニアでは見られない看板。

 

大きく花火と書かれている立ち寄ったガソリンスタンドの売店。

 

店の中に入ってみると100連発とか70連発の打ち上げ花火が棚に積み上げてあってびっくり。旦那さん曰く、カリフォルニア州は法律が違うのでこんな形で近所のガソリンスタンドで打ち上げ花火を買えるなんてことは無いと。州によって法律やルールが違うのでそこがアメリカの興味深い所。

 

所狭しと積み上げられている花火の数々。

 

こちらは100連発の打ち上げ花火。

 

サンタ・ローザのブルーホールでひと泳ぎ

給油、休憩後に向かったのはサンタ・ローザという町にあるブルーホールと呼ばれる自然の湧き水が溜まって出来た自然のプール。行くと周りに何もないさびれた町を行くと看板が。駐車場入り口でお金を払い、中に入ります。人がいるの?と思ってブルーホールの場所に着くと大勢の家族連れやカップル達が。

ブルーホールの看板が何の変哲もない場所に突然出現。

 

 

近くに看板があって見ると深さが24メートル、この日の水温は61F (15℃)でぎりぎり私の中では水着とラッシュで泳げる水温。でも一応水温がどの位から確かめようと足を見ずに浸すとかなりの冷たさ。

深さ、水温が記載された看板。因みに大きさが直径:20m、深さ:25m。この日の水温が15℃。

 

高校生位の子供達が順々に岩の飛び込み台から飛び込んで泳いでいるのを見てせっかく来たからと私も飛び込んでみる事に。岩場の飛び込み台に立ってみると結構な高さが。高所恐怖症の私はビビりながらもジャンプ。水は何とか水着で泳げる冷たさ。でも驚いたのがその透明度。いつも透明度の低い海で泳いでいるのでこの透明度の高さには感動しました。透明度が高いのでスキューバダイビングをしている人もいました。

 

 

子供た達が次々にきゃーーきゃー言いながらダイブしている様子。

 

ダイビングしている人も。泳いでみて驚くほど透明度が高く水が澄んでいました。

 

 

ここを訪れる際にはタオルを忘れずに。またトイレ(綺麗とは言えない)はありますが更衣室は無いので車で着替えるかトイレで着替えるかになります。またライフガードはいないので泳ぎに自信がない人は充分気を付けて下さいね。

 

ライフガードがいないのでリスクは自己責任でと記載された看板が。

 

飛び込んだ時の動画はこちらから

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Blue Hole の詳しい情報はこちらから

↓ ↓ ↓ ↓

https://www.santarosabluehole.com/

 

オクラホマ州へ

ニューメキシコ州からオクラホマ州に向かう際に一旦テキサス州をまたぐ事に。全くと言っていい程未だにアメリカ大陸の特に内部の州がどの州がどの州と隣接しているのか理解できていなくて。今回Google Mapとにらっめこしながらの旅なので良い勉強になっています。

 

テキサス州に入った事を知らせる看板。

 

テキサスに入った途端、周りの景色が一面緑の小麦畑に。どこまで行ってもまっすぐな平坦な土地。これはカリフォルニア州、特にロサンゼルス近郊ではまず見られない光景です。

テキサス州に入った途端こうした小麦畑が延々と続く風景が広がります。

 

ニューメキシコ州に別れを告げる看板。

 

そしてひたすらフリーウェイ40を道なりに行くとオクラホマ州に入ったと知らせる看板が目に入って来ました。運転していると高速の両側にネイティブインディアンのチェロキー族にちなんだお店の看板が至る所にある事に。オクラホマとネイティブインディアンの間に何の関係があるのか全く知らず。そこで旦那さんから迫害されたネイティブインディアンのチェロキー族が一時期強制的にここオクラホマ州に集められた過去があるからだと。

 

オクラホマ州に入った事を知らせる看板。

 

 

オクラホマ州に入るとなだらかな丘と牛を放牧したのどかな風景が。そしてまっずぐ続くハイウェイ40沿いにルート66も見えました。

 

運転していると高速の両側にネイティブインディアンのチェロキー族にちなんだお店の看板が至る所にある事に。なんでチェロキー族?オクラホマ州とチェロキー族が全く結びつきませんでした。

そこで旦那さんから迫害されたネイティブインディアンのチェロキー族が一時期強制的にここオクラホマ州に集められた過去があるからだと聞かされて早速ネットで調べてみる事に。

 

高速道路から目にしたチェロキー族にちなんだお店の看板。

 

チェロキー族はその昔ジョージア州やテネシー州に住んでおり、数々あるアメリカンインディアンの中でも最大の種族でした。18世紀には10,000人のチェロキー族がいたとされています。そんな中彼らは常に白人達との戦いにさらされていました。しかしながらチカゾー族、チョクトー族等5部族がうまく白人社会の文化を受け入れ、文明化5部族と呼ばれていました。そうした中でジョージア州でゴールドラッシュが沸き起こり、多数の白人達が彼らのテリトリーにこぞって入植して来ます。アメリカ政府は1838年~1839年にかけてチェロキー族を追い出す為に強制的に6万人のチェロキー族をオクラホマ州に集めたのです。この強制移住は徒歩で行われ、非常に過酷なものでした。「涙の旅路」とも言われ、また約4千人の犠牲者が出たとそうです。自分達の土地を追いやられて非常に過酷な中を生き抜いてきたんですね。

こうした背景を知ってオクラホマ州内にこうしたチェロキー族にちなんだお店が多いのだと納得。

 

オクラホマ州での食事

今回の旅はなるべく食事はローカルの物を食べようと決めているのでこの日の夕飯はオクラホマ州にはBBQのレストランが多くあるという事で幾つかある中でBad Brad”s BAR-BQ(バッド・ブラッド・バーベキュー)をチョイス

 

Bad Brad’s BAR-BQの外観。

 

メニューは幾つかの肉が組み合わせたプレートや自分で選べる(1種類、2種類等)メニューにコールスローやポテトサラダ等サイドメニューがあります。迷った挙句、旦那さんはThe Suddle Buster (ザ・サドル・バスター)というスモークした豚の肉を割いたもの、牛のスペアリブとブリスケットと呼ばれる牛の肩バラ肉のセットを私は2種類の肉(スモークした豚肉の割いたものと牛のスペアリブ)が乗ったプレートにコールスローとスパイシーな豆の煮込みを。

 

お肉は柔らかく美味。

 

デザートにクランブルブラックベリーパイのアイス乗せをオーダー。何と3つもアイスが乗っててとても完食できず。

 

驚いたのがてっきりアルコールも置いてあるのかと思い、普通にビールと赤ワインって注文しようとしたらうちは置いていないんですと言われてBBQのレストランにビールも無いの?とかなりがっかり。

ウィエトレスの女性に聞くとオーナーの意向で置いていない、多分宗教上の関係でと。ロサンゼルスではまず宗教上飲酒は良くないからという理由でアルコールをサービスしないなんてありえないのでこの理由は正直驚きました。

 

エル・リーノでのホテル

この日宿泊したのはホリデーイン。ごく普通のビジネスホテル。高速に近く便利な場所にありました。

部屋も狭くもなく大きくもなく2人にはちょうど良い大きさ。

 

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